今回私は、アッパーイーストサイドの最北端、というよりほぼハーレムとの境目ぐらいに位置するニューヨーク市博物館(The Museum of the City of New York)に行って見ることにした。行ってみようかなと思ったきっかけは、何のことはない、いつもランチの時読んでいる無料情報誌AM NYに無料入場券があったからである。タダなら何でも行って見なくっちゃ、という軽いノリである。しかし後から調べたら、この博物館もドネーションベースで、推奨入館料は$9だけど入ろうと思えば1ドルでも入れるのであった。まあ、無料入場券があるだけ気分的に罪悪感がなくていいような。。。
ニューヨーク市博物館は、103丁目と5th Ave.にあるとの事。最寄の駅、地下鉄6番線の103rd St.駅で降りると、おぉ、なんかゲットーチック。。。この駅の周りはスパニッシュ・ハーレム入り口当たり。
駅の目の前に停まっていたトラックです。これは落書きか、アートかどちらでしょうか?アートとタグが混在していてよくわかりません。
駅周辺の雰囲気は気にせず真直ぐ103丁目を西に向かって前進。。。と、歩いていると学校があって、中学生らしき子供達が牛乳パック(中身入り)を投げ合って遊んでいた。その牛乳パックは私の目の前に落下ししぶきが直撃。・・・狙われたのか?!水もしたたるいい女。。。私も子供の頃水風船は使ったけど牛乳は入れなかったよ、バカ野郎。食べ物を粗末にすると目がつぶれるぞ。
さて、思わぬハプニングはあったものの、無事ニューヨーク市博物館に到着。1923年に設立されたこの博物館は、その名の通りNYの街、ブロードウェイ、移民の歴史、ニューヨークの子供達が遊んでいたオモチャなど、ニューヨークに関する歴史が学べる博物館だ。
入り口はこんな感じです。けっこう豪華な感じ。
1階は「Black Style Now!」という、ブラック・カルチャーに関する展示があった。ソウルミュージック、ファッション、そして現在のヒップホップに至るまでの歴史が展示されていて興味深い。
そして私が今までずっと不思議に思っていた事がここでひとつ判明。どうしてギャング風ファッションはぶかぶかのパンツで下着が見えるぐらいにずり下がっているのかが。。。Gangsta Mystiqueという展示によれば、一時期、20代の黒人男性の失業率が50%以上になった時があり、その時期は親、兄弟、友達が刑務所に入っているのが当たり前のようになり、刑務所出というのが世に出て行くルートのようになった事があったそうだ。日本でも極道の世界、権力、パワーに憧れるということがあるようだが、同じような状態がこちらでもあったようだ。今のギャングスタ・ファッションは靴ひも、ベルトを没収された囚人を模倣したものからきているとか。
Tupac, Notorious B.I.G.など、Gangsta Musicの代表格だったシンガー。
派手な毛皮のコートは金持ちの象徴で、憧れの対象となった。
ブラックカルチャーをじっくり観賞すると次はニューヨーカーの使っていたおもちゃの展示に移動した。こちらはなんか昔懐かしそうなものがいっぱい並んでいて、ほのぼのしている。
元祖キックボードというところでしょうか。ちなみに私は幼稚園の頃、「ローラースルーゴーゴー」というのが大好きでした。(知ってる人いますか?)
そして私は知りませんでしたが、キューピー人形はニューヨーク在住の若きアーティストがデザインしたものだそうです。元祖キューピーさん。
この後、上映時間約25分のニューヨークの歴史のビデオを見た。昔歴史の授業で習った、ニュー・ディール政策などの話が出て歴史上の話が急に身近に感じた。そして東ヨーロッパからの移民の話もとても興味深かった。今度はロウアー・イーストサイドにある移民博物館にも行ってみよう。
この博物館は他にもブロードウェイに関する展示やNYに関する美術(風刺画など)もいろいろあり、ニューヨークの歴史を知るにはとても参考になる。他の有名な美術館に押されてはいるが、ここも見逃せないスポットだと思う。



しかし、知りませんでした。キューピーはマヨネーズ屋さんのキャラクターじゃなかったんですね。
ローラースルーゴーゴーはH社が作っていたんですか?またリバイバルで作りませんかねぇ?私のは黄色だったような記憶があります。懐かし〜。。。