さて、鞆の街をしばらく散策した私と友人ぷりこさんは、日が落ちてきたこともあり旅館へと戻ってきた。
今回宿泊した旅館、景勝館漣亭(けいしょうかん さざなみてい)はいろんなところにこだわりがあるというか、きめ細かなサービスが魅力の旅館であった。例えば浴衣ひとつにしても、フロントで色とりどりの浴衣の中から好きなものを選べるようになっていた。地味なものから華やかなものまで様々で、もちろん帯も自分で選べる。こういうちょっとした遊び心が楽しい。
そして夕食でも、一人一人にカスタマイズされたサービスが。夕食のコースの中で本日のチョイスというのがあって、タイ、ホゴ、アナゴなど5、6種類の魚の中から好きなものを選び、調理方法も煮る、焼くなどこれまた5種類ぐらいのオプションから自由に選ぶことができる。取れたて鮮魚のカスタムオーダーができるなんてなかなかオツである。私はホゴの煮付けにしてみた。
こちらがホゴの煮付けなり。

夕食は大食堂で、と言われていたので私はてっきり大広間にテーブルがいくつも並べられているのかと思ったが、実際行ってみると部屋は全て完全個室になっていた。仕切られているのでゆっくりとプライベートな時間が過ごせてこれはポイントUP!!子供連れの人にもうれしい設定かも。
個室に通されると、おー、おいしそうな料理が並んでいるではないか!

旅先に えくぼ集いや 鞆の海 とあります。

実はこの日誕生日だった私は、デザートの紫芋プリンにキャンドルをつけていただき、プレゼントまでいただきました。ありがとう景勝館さん。

そして翌日、時差ぼけ気味で早く目が覚める私は朝7時に朝食を用意してもらった。ぷりこさんは、早いよ、ちょっと〜、という感じだったが・・・時差ボケであたしは老婆のように早起きなのだよ、勘弁してくれ。
朝ごはんもおいしそうであります。

朝日が入り込んで、すがすがしい瀬戸の朝。

朝食後は朝風呂に入り露天風呂を満喫し、再び鞆の街へと繰り出した。
実はこの鞆ノ浦は、スタジオジブリの宮崎駿氏が社員旅行で訪れて以来気に入ってしばらく滞在していたという話で、2008年夏公開予定のジブリの次回作、「崖の上のポニョ」はここ鞆ノ浦がモデルになっているとか。
崖の上のポニョ

そしてこのポニョちゃんのモデルとなった金魚は、この街のとあるレストランに実在していた。ぷりこさんは一度来て知っていたらしく、レストランに入るや、ポニョちゃんはいますか?と聞くと、お店の人は快く奥にいるポニョちゃんのところまでガイドしてくれた。
一番手前の、頭の大きな金魚がポニョちゃん。金魚の撮影難しすぎ。

そしてこのお店の向かいにあるお店は、ハヤシライスが名物のレストラン。昔ながらの建物のままで、お座敷にもいろりがあったりして田舎情緒あふれる雰囲気。なんかほっとする、居心地の良さ。
料理が出てくる間、この鞆ノ浦名産の保命酒の飲み比べをさせてくれます。どがーん、と瓶ごとテーブルに置いていってくれる、この気前のよさ。

寒い日に、温か〜いハヤシライス、あったまります。

そしてこちらは、一風変わった陶芸店。表情豊かな動物や魚の陶器が処狭しと並んでいる。


鞆ノ浦はネコが多いらしく、鞆の街のネコをモチーフにしたという作品が多かった。この陶芸家、ひょうひょうとした感じで、あまり商売っ気のない人だったが、彼の作品は細かいところまで非常によくできている。ネコもオスかメスか識別できるほどのディテールにはびっくり。
そしてこれが、私がニューヨークまで連れ帰った彼の作品のひとつ。キッチンの流しの上で私を見守るネコ、癒されます。
posted by Stray Cat at 14:18|
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