私の住む街、サニーサイドの駅前にはヨーロッパ人のおばあさんが経営している小さな自家焙煎のコーヒー屋がある。このお店の前を通りがかるといつも挽きたてのコーヒー豆のいい匂いがしていて、ここはチェックしなくては、と思っていたお店のひとつだった。
いたって素朴で地味な外観のお店だが、実はなかなかこだわりのあるお店なのである。なにげに、2006年のIndependent Food Festivalでベスト・コーヒーショップに選ばれている有名店だったりする。
これは店の外から見えるコーヒー焙煎器。なかなかアンティークな雰囲気であるがこのマシンは今も現役で、たまにローストしているところに遭遇することもある。
店のおばあさんに聞いたところ、もう20数年ここでお店をやっているとのこと。焙煎器もさながら、おばあさんもなかなかの貫禄あり。
そしてこのお店のこだわりのひとつで、夏季限定の売りはアイスコーヒーなのである。アメリカでは日本ほどアイスコーヒーはメジャーではなく小さなお店では売っていないことが多いが、ここはもちろん自家焙煎のコーヒーでアイスコーヒーが作られている。そして、アイスコーヒーに入れられる氷もコーヒーでできている。こういう職人気質なおばあさんのこだわりも評価されているのだろう。
これがコーヒーで作った氷入りのアイスコーヒー。ほどよい苦味がGoodです。普通の氷と違って薄くならないのがいい。
ニューヨークではスターバックスなど大手のコーヒーチェーン店が幅を利かせているが、そんな中地味にがんばっている職人気質なおばあさんのお店を陰ながら応援していきたい。
Baruir's
40-07 Queens Blvd.
718-707-2900


