前々からこの試合のチケットは取っていたのだが、今回の出張でもしかして見れなくなるのではとかなりヒヤヒヤしていた。しかし、幸い飛行機はお昼にはNYにつき、試合開始は4時ということで実際は余裕で間に合った。。。
今回のヤンキーズの先発ピッチャーはジェフ・カーステンス。制球に苦戦する井川が先発ローテーションから外され、代わりに登板した若手の投手だ。松坂も前日に投げたし、日本人の活躍は今回は松井しか見れないか・・・と残念に思っていたのだが、試合は意外な展開を見せた。
試合開始直後、まさに第1球目。レッドソックス1番バッターのフリオ・ルーゴの打ったライナーがカーステンスの右足を直撃。苦痛にゆがんだ表情でカーステンスはバタッとマウンドに倒れてしまった。(後でニュースで読んだところでは、骨折していたらしい)カーステンスはしばらく休んだあと、続投しようとトライしたが次の選手にも打たれ、ノーアウト1,2塁のところで降板した。
そして次にマウンドに現れたのは、先発ローテから外されたばかりの井川だった。意外な展開にびっくりしたが、意表をついて井川のプレーが見れることになったのはうれしかった。カーステンスには申し訳ないけど・・・
井川はいきなり呼ばれてブルペンで練習もできなかったのか、マウンドで何球か投げ、肩を作っていた。
さて、久しぶりの・・・「井川&松井を探せ!」・・・って、簡単すぎるか。
そしていよいよ試合再開。ここで井川はいきなり強打者オルティスと対決することに。いきなりのピンチでどうなることかと思ったが、この日の井川は一味違っていた。3階の遠くから見ていても、力いっぱい投げているのがよくわかる。この日の井川の球には勢いがあり、コントロールもよく、ストライクがよく入った。井川はここでオルティスをダブルプレーに仕留め、ヤンキーズファンからはワーッと歓声があがった。その後も井川は好投を続け、得点を許さず、オルティスからは次の回でもダブルプレーを奪うという勢いだった。
7回に井川が降板する時には、満員5万人の観客は総立ちで拍手。スタンディングオベーションの中、井川は静かにベンチに戻っていった。
投球内容も93球を投げて2安打、6奪三振という好投で、ヤンキーズの7連敗を止めるのに大きく貢献した。井川にとってこの勝ちは本当に大きいだろう。先発ローテ復帰の可能性も出てきたのではないだろうか?
自分に舞い降りたチャンスは自分の力でつかみ取る。勝ち組しか生き残れないシビアな街ニューヨークでがんばる「ニュー・ニューヨーカー」井川をこれからも応援したい。
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